節約貯金系のブログを運営していくにあたって、私なりの節約貯金のコツをたくさん紹介したいのですが、
何が一番大切なのか結論からお話ししますと、節約をしたいと思っている皆様にはまず、節約は楽しい!貯金が好き!と思っていただくことだと思います。
ですので今回は私が節約貯金をすることが楽しいなと思えたきっかけからお話させていただこうと思います。
この記事を見ていただいている方の中には、貯金したいのにできない!と思われている方も少なからずいらっしゃるかと思います。
私の体験で、そんな方が一人でも多く貯金できるようになっていただければ幸いです。
目次
昔の私はソシャゲ中毒
私は過去に、ソシャゲ(ソーシャルネットゲームの略)での課金が原因で、貯金ができていない生活をしていました。
しかし、とある方法で中毒から解放されて、無事、時間的にも金銭的にもゆとりを持てるようになっていきました。
その方法がこちら!
しかし、お金にゆとりができたので気が緩んだのか、衝動買いが増えました。
月々の手取りはそこまで高くないので、基本的には少額の商品をいくつも買っていました。
加えて、ボーナスが支給される月が近づいてくると、もらってもいないのに取らぬ狸のなんとやらが始まり、物欲に火がついてしまいました。
「少なく見積もってもこれだけ貰えるな」と考え、使う前提で購入する商品を探し、ほぼ使い切っていました。
物欲、食欲に勝てなくて
私は当時、旅行よりも嗜好品や外食、つまり経験よりも物欲や食欲が高く、インテリアにかけるお金は値段を気にせずに、部屋がお洒落になるならとためらわずに購入していました。
もちろん定期の積み立て(当時は1万円)はしていたので貯金はできていましたが、口座の残高がなかったので余裕があるとは言えません。
そういう時に限って友人の結婚式に招待されたり、必要な音楽機材がでてきたり、無いと困る物が壊れたりと出費が嵩んでいきました。
貯金ができたきっかけは?
そんな私がどうやって貯金ができるのようになったのか。
それは、事前に必要経費をとっておいたこと。
残高ゼロでボーナスを使い切っていた私ですが、とある理由で、期日までにまとまったお金が必要になりました。
しかも結構な額になる可能性が高いことも。
それは、ボーナスが支給された後の支払いで、とりあえずお金を使い込まないように待機するだけだったのが不幸中の幸いでした。
しかし、蓋を開けてみれば結局出費は出たものの少額で済んだため、ボーナスはほぼ手付かずの状態で残りました。
そこでふと、次のボーナスまで待てば、買うのを諦めていた「MacBook Pro」、込み込みで40万円をギリギリで買えるのではないかと思ったのです。
今まではレビューを見るだけで我慢していたのですが、買えると分かってからはそれを買うことばかりが楽しみで、ありとあらゆる物欲をなくせたのです。
当時は、もうワクワクが止まりませんでした。
そして、とうとう購入。最高です!購入してからもう3年が経ちましたが、ほぼ毎日活躍してくれています。
お金は使うことよりも、とりあえずとっておくこと
「今回のボーナスは何に使おうかな」とネット通販を物色していたのが今では全くしなくなって、丸々貯金に回せるようになりました。
この経験を踏まえて、ボーナスは使う前提ではなく、「貯金する前提」でいただくことで、今後の経済的、精神的な大きな余裕になるとわかりました。
そして本当に欲しいと思える、とびっきりの商品を買った方が物欲に対する満足度が高いと思います。
今ではいつ、とびっきりの商品にめぐり会えてもいいように、ボーナス然り、月々の給料も使い込まないようになり、貯金をすることが趣味みたいな感覚になりました。
今では、そんな素敵なモノが現れてくれることを心待ちにしている自分がいます。
そうしながら節約貯金をしていることが何か心地いいのです。
お金の余裕で心の余裕を
お金が口座にない場合はどうしても余裕がなくなります。それは金銭的にも精神的にも言えます。
この場合、お金を「使わない」ではなく「使えない」と半強制的に抑圧された状態となりストレスになります。
お金を消費しないでストレスを解消できるのであればまだ大丈夫なのですが、どうしても物欲、食欲で解消してしまう方も多いのではないでしょうか?。
となると、さらにお金を使いたくなってしまうという悪循環になってしまい心の余裕がなくなってしまいます。
心の余裕を持たせるために今すぐにでも節約や貯金を始めてみてはいかがでしょうか?
貯金の使い道を決めましょう。
私は、貯金をすることが楽しくなりましたが、やはりお金は使うものであるとも考えています。
しかし、せっかく使うのであるならば、価値のある使い方をしたいのです。
その場限りの欲求で使うのではなく、夢や目標を達成するために必要なモノや、普段行けないような海外旅行など、使い方は人それぞれあると思います。
私の場合は、昨年分の貯金で、自動車ローン(残金138万)を完済しました。
そして、現在では奨学金の一括返済(178万)を目指して貯金しています。
一括返済をする必要あるの?と思われる方もいらっしゃると思います。
何年もかけて奨学金を少しずつ返済していけば、一括じゃなくても貯金はできるでしょう。
しかしお金を借りている以上、借りた額に加えて金利も発生し、額が大きくなればなるほど膨れ上がります。
一括返済できるのであれば、早いに越したことはないのです。
目標を持つことによって、貯金をする期限が生まれ「この日まで頑張ろう」と貯金に対して意欲的になります。
小さな目標でも、少しずつでも、泥臭くても貯金を続けてみることをオススメします。
貯金を続けられている理由
貯金が趣味と思えるようになれたのは、口座の残高が少しずつ増えていくのが楽しくなり、お金を使うのがもったいないような感覚になったからです。
こういう気持ちになることによって節約の意識がさらに高まりました。
そして、人は「無いもの」に対して興味を持てません。
今回の記事に則って例えるなら、お金が「ある」状態が貯金という状態ですね。
ゲームが好きな私は、貯金というのはお金のコレクションやパラメーターだと考えるようにしました。
時間をかけて使わないでいれば確実に貯まっていきます。
節約は、まるでゲームで例えるならばレベリング(レベルを上げるための経験値稼ぎ)で、貯金は、そのキャラのステータスです。
貯金は、物欲や食欲を抑えて我慢をしないとできないことだと思いますが、こういった、ゲームやコレクション感覚に置き換えることによって我慢ではなくなります。
少しずつでも「娯楽」に変えていけたことが貯金を楽しく続けることができた理由だと思っています。
趣味を1つでも減らしてみましょう
貯金ができていなかった時の現状としては、趣味が多かったと思います。
ゲームや音楽、カメラ、外食など一見そこまで大した数ではありませんが、これらに使う道具の1つ1つが結構高価でした。
特に音楽関係では、DTM(PCで音源制作)をしており、使用するソフトウェアが軽く数万円します。
当時の私は「永久的に使えるし、より良いものを買えば良い音楽が作れる」と思っていました。
実際にはその通りなのですが、そのソフトウェアを使いこなすための技術はいまだに備わっていません(笑)
技術的に未熟な状態でも新しいソフトウェアが出るたびに購入していて物欲を妥協できなかったのです。
趣味が多いことはとても良いことです。
ですが、「貯金しなきゃいけない」と思っているのならば、お金のかかるどれかの趣味を少し妥協してみることも自分にとって必要なことだと思います。
貯金をするために何が大切なのか
冒頭で書いた「楽しく節約貯金をすること」が一番大切です。
私はゲーム感覚で貯金していますが、皆様にはあまりピンと来ないかもしれません。
では、どうしたら楽しくなるのでしょうか?
皆様には一度でもいいので、まず実践していただきたいのが「どうしても買いたいモノ、やってみたいことを見つける」ということです。
できればとても高価で、節約貯金を頑張らないと買えないし、できないものにしてください。
買うまでの「これが欲しい!」というワクワクする感情をしっかり噛みしめてください。
そしてそれを楽しんでください。
この際に楽しむことが出来たならば、節約貯金を楽しめているということになります。
これはほんの一例ですので皆様に合う方法で節約貯金を楽しみましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
私が貯金をすることが楽しくなり、節約家になれたきっかけを今回は紹介させていただきました。
今回の記事が少しでも参考になっていただければ幸いです。
そして、私はもっともっとゆるく、でもできるだけ突きつめて節約に励みたいと思っています。
今ではジュースを飲む回数が減りました。ペットボトル1本を買うことさえもったいないと思えます。
専ら、白湯がおいしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。